孫正義の奇跡のプレゼン

初めまして22歳社会人のTAIKIです。ここではおすすめの本と筋トレについての知識を発信していきます。

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プレゼンテーションの背後にある「戦略」

一般的な経営者の教科書は、「戦略とは、企業から自らの置かれた環境の機会や脅威に対応して、自社の強みと弱み、競合他社の強みと弱みを把握しながら自社を維持・発展させるための一連の方策」と説明されている。これに対して、孫正義によれば、「戦略とは情報を徹底的に集め、枝葉を除去し一番太い幹になるものだけに絞込み、これをやらなければならないという急所を見つけること。つまり戦略の本質は「略」すること。

プレゼンテーションの背後にある「戦略」より〜

孫正義のプレゼンテーションは分かりやすく図やイラストなどのイメージを使うことが多い。そのスライド1枚1枚には明確な「メッセージ」がシンプルで伝わりやすいプレゼンテーションを生み出している。戦略で大切なのは相手にどれだけ伝えたい情報をシンプルに「略」すこと。

メッセージをどうやってコンパクトにするか

プレゼンしかり、日常の会話や仕事で報告をする際に長々と出来事を話されると「結局何を伝えようとしているのか」となってしまう。

こうしたメッセージをコンパクトにまとめることを表す「エレベータートーク」という言葉がある。

エレベータートークとはベンチャーを起業しようとする人が、中々追うことが出来ない人に偶然エレベーターに乗り合わせたフリをして目的の階に着くまでの短い時間で説得して出資を得たという話から来ている。

プレゼンテーションはスライド1つ1つ明確な伝えたい内容があるとすれば、メッセージをコンパクトに伝える技術が必要。

メッセージをコンパクトに伝える訓練は日常に多く存在する。上司への報告や日常の会話、Twitterは140文字以内しか書けない制限がある。情報発信をすることにおいてSNSは最高の訓練場所!!

言葉以外のコミュニケーション

孫正義は、スライドの「メッセージ」を聴衆に理解してもらうため、口頭での説明をよどみなくやっていく。これが可能なのは自分自身でプレゼンテーションを作る過程で何度も社長室経営戦略担当を相手にディスカッションをしているからだ。そして孫正義自身にとってスライドは話す内容を思い出すためのトリガーの役割を果たしているのにすぎない。

孫正義の奇跡のプレゼンより〜

プレゼンテーションをする際に陥りがちなのがスライドに書いてある言葉をそのまま読み上げることだ。

プレゼンテーションは語り手がいるようにもちろん聞き手が存在する。コミュニケーションは言葉だけではなく、目線、話す速さ、服装などの要素も含まれてくる。もし、理論的に正しいことを言っていたとしても目線を合わせず下を向いたまま話し、破けてシワシワな服を着ていたらその言葉を信じることはできるだろうか。

「言葉」だけがコミュニケーションではなく視覚、聴覚からもコミュニケーションは成り立つ。

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