非難を受け入れると、「それも一理あるな」とわかってくる
職場で「私は、こう思います」と述べた言葉を、上司が頭ごなしに「くだらないことを言う人ですね。」など否定されることがあれば誰であっても感情は乱れます。
〜中略〜
冷静さを保って、「それでは、どの点がくだらないと言うのか具体的に教えていただけませんか」と相手に問いかけてみるのがいいと思います。相手は色々な意見を述べてくるでしょう。その言葉の中にはきっと「なるほど。そう言うことも、言われてみれば一理ある」と、頷けるものもあるのではないでしょうか。それに気づくことができれば、自分は一つ得をしたとも言えるのです。
平常心のコツより
何か行動しようとしたり、相談するとき、それが現実味がなければないほど否定され、非難されることが多いでしょう。タチが悪いのは否定する人は善意で言っていることが多いと言うこと。「もっと現実を見たほうがいいよ」、「しっかり結果を残してからの方があなたのためになるよ。」確かに何も実績がない時点では相手の言っていることの方が正しいだろう。
しかし、否定されても最後に判断し、行動するのは自分自身だ。歴史上の成功者達の多くは最初、どんなに無理だと言われても自分の志や夢を信じ、行動したからこそ歴史にその名を残した。
むしろ「無理だ」、「できっこない」と言われたところから成功の道は始まる。そのためには否定する側の意見をも成長の糧にする必要がある。
「もうダメだ、と決めつけているのは自分自身だ」と気づく
時には、「とうとう崖っぷちに追い込まれた。もうダメだ」と言う絶望な気持ちになってしまう状況になる時もあると思います。「働いていた会社が倒産した」「大金を失った」などのような状況です。確かに辛い状況には違いないのでしょうが、ここで「崖っぷちだ」「もうダメだ」と決めているのは自分自身だと言うことです。自分自身を絶望的な心境しまっているのは、実は、自分自身だということです。
平常心のコツより
予想外なことが起こった時や失敗した時によく「最悪だ」「もう嫌だ」という言葉を使ってはないだろうか。
現に失敗したことやうまくいかなかったことは事実かもしれないが、それで終わってしまえばそこまでだ。何もそこから得られない。それよりも考え方をプラスに変えることで次の行動がプラスになるのかマイナスになるのかが変わるでしょう。
「働いている会社が倒産した」のは新しい仕事や人生をスタートするチャンスなのかもしれません。「大金を失った」のはお金の大切さに気づけて、正しい使い方を学べるかもしれません。
起きている事実は一緒でも考え方で成功するまでの話の一部になるのか、ただの失敗談になるのかはあなた次第です。
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