①マズロー欲求5段階説
人間の欲求はピラミッドのように5段階の層で構成されており、原始的な「生理的欲求」(食欲、睡眠欲、性欲)を最下層に「安全欲求」(安全な暮らしを求める欲求)、「親和欲求」(良好な人間関係を求める欲)、「承認欲求」(人に認められたい欲求)、の順で重なり、頂点に「自己実現欲」(自分や集団の成長を求める欲)があると言われています。
1分間の心理学より
アメリカの心理学者、アブラハム・マズローは1900年代にこの「マズローの5段階説」を提唱し、低層の欲求が満たされて初めて、高階層の欲求を満たそうとするのだと言われた。
例えば「勉強」が嫌いなのに、良い点数を取りたくて勉強している人は「承認欲求」の層で止まっている可能性があります。
みなさんは今どの段階にいるのでしょうか?
もし毎日仕事をこなすだけ、過ごすだけの「安全欲求」にいて、それが苦痛に感じるなら、今から上の層に行けるように行動する必要があります。
②デットライン・テクニック
期限を明確に提示することで、目標達成率を上げる心理テクニック。
1分間の心理学より
夏本番になる前に「痩せたい」と思ったとき「何キロまで痩せたい」や「夏までに痩せたい」といった目標を立てたことは一度はあるだろうか。
最初は頑張るかもしれないが、もって1、2週間ほどで曖昧になり、諦めてしまうことが多い。
デットライン・テクニックはさらに具体的に「何月何日までどんな水着を着て、誰と海に行くのか」をきっちり決める作戦です。そうすることで自分にプレッシャーを与えてみてください。
それ以外にもあらかじめ痩せられてからじゃないと入らないサイズの高級な服を買って常に見える所に吊るしておけば太ったままだとお金が無駄になるのでより長続きする可能性があります。
③五月病に効く4つの処方箋
新入社員や新大学生、高校生は新しい環境に慣れなく「五月病」と言葉ができるほど心をすり減る時期です。
そもそも五月病は四月に高い目標を立てる人や完璧主義者に陥りやすいです。この本では五月病を回避できる処方箋を4つ紹介しています。
①ただ続ける事を目標にする
最初から大きな目標を立てるとそれができなかった日があれば「自分には無理だ」と諦めてしまいます。まずは小さい目標で続けられる目標を設定し、徐々に目標を上げていきましょう。
②日光を浴びること
脳内には「セロトニン」と言う幸せホルモンが存在します。このセロトニンが分泌されることで喜び、快楽、驚き、恐れなどの感情をコントロールします。このセロトニンを増やす手軽な方法として日光を浴びる事です。
③体を動かすこと
これは日光を浴びながら散歩する事をオススメします。心が病んでしまう人は色々なことを考えすぎていることが原因の一つです。体を動かすことで心も体もリフレッシュされます。
④紙に書き出す
人は得体の知れないものや理解出来ないことに恐怖を感じるものです。いったい何に悩んでいるのか、苦しめているものは何かを、原因を含めて紙に書いて言語化をしてみてください。そうすることで自分を苦しめているものは何かを知れて理解できれば対策ができます。
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